ネットワーク開発の仕事

職種紹介
【 ネットワーク開発の役割って? 】
オンラインコンテンツを構築するためのネットワーク技術の専門家

サーバプログラムの設計・実装やデータベース構築を中心に、ゲームコンテンツと連携するwebやモバイルサービスの設計・実装なども含めて、“オンラインコンテンツ”全体を構築する為に必要なネットワーク技術全般を担当します。
オンラインコンテンツを開発するにあたって問題となる点のノウハウを持ったスペシャリストであり、設計段階から参加して要件を満たす最適な手法を提案し、実際に開発まで行なう役割を担っています。

【 どんな仕事なの? 】
専門性を活かしてアイデア提案から実装まで担当する

企画職などから提案されるアイデアのうち、ネットワークに関わる部分の設計から実装までを幅広く担当します。たとえば、プラットフォーム側で提供されているマッチングやランキングなどの機能だけでは足りない場合などの独自サーバーの実装なども行なっています。
ソフトウェア開発職や設計職など他の職種と役割が完全に分かれているというわけではなく、設計段階では設計職やソフトウェア開発職と協力して仕様を策定することもありますし、ネットワーク開発職からネットワークの特性を使ったアイデアを企画職に提案する場合もあります。
このように“ネットワーク”という専門性を活かしてゲームをよりよくするためのアイデア出しから実装までできる幅の広さがあります。

ネットワーク表現で遊びの本質をもっとおもしろくしたい

『Demon’s Souls』では、サーバーに保存されているプレイデータやプレイヤーが残した痕跡をいかした“ゆるくつながるネットワーク”を実現し、一定の評価をいただくことができました。
ネットワークはゲームのおもしろさの本質に関われる可能性の多い分野です。日々発達していく技術をどうコンテンツにいかすことができるか、まだ試せることはたくさんあると考えています。
ネットワークがどれだけゲームに対してネットワークであることを意識せずに影響を及ぼせるか、新しい“ネットワーク表現”を作っていきたいと考えています。

必要な知識・求められる人材とは?

プログラムをする仕事なので、ソフトウェア開発職と同様、プログラム言語と基本的なアルゴリズムの知識は必須です。
また、DB関連知識や通信技術(P2P/Server-Client)、セキュリティ関連知識(暗号化、DRM)、サーバーサイドプログラム開発経験などもあると活躍できるでしょう。ゲーム関連の中では汎用性の高い分野のため、異業界からの経験を活かしやすいのも特徴です。
新卒採用の場合は、ネットワークの知識や専門性がなくても、オンラインサービス技術への関心や、技術的好奇心が強い方であれば向いています。ネットワーク技術は、IT分野の中でも技術の進化が早く、新しい技術を取り入れやすい分野でもあるので、新しい物好きの方は楽しめる仕事です。

インタビュー

PROFILE
■職種:ネットワーク開発
■入社:2007年入社

【 ネットワーク関係のスペシャリスト 】

ネットワーク開発職の仕事は多岐に渡り、オンラインサービスを構築する為に必要なネットワーク技術の全般を担当しています。その中でも中心となるのがゲームのサーバーを作る業務です。要件を実現するにはサーバーを何台立てる必要があるのか、どの程度の負荷がサーバーにかかり、その負荷の大きさは許容範囲内に収まるのかを調べるためには実際にテストもします。また、リリース後の監視を行うシステムの構築・改善もネットワーク開発職の仕事です。 例えばコンシューマーゲームにおいてプラットフォーム側(PlayStation Network、XboxLiveなど)が提供しているネットワークの機能には、マッチングやランキングといった基本的な機能があります。しかしそれ以外の機能も必要だと判断した場合には、自分たちで独自にサーバーを作ることになります。こうした独自サーバーの設計・実装をネットワーク開発職は担当しています。

設計や実装を担当しているのはネットワーク開発職ですが、実際に仕事を進めていくうえでは他の職種とも関わりあいながら進めていきます。設計職とは企画案を実装に落とし込むために協力して詳細仕様を作成していきます。設計職のゲーム全般に関する幅広い知識と、ネットワーク開発職の技術に対する深い知識を合わせることで、より高い品質の仕様を作成することができます。
企画職からはゲーム上で実現したい内容を聞いて、実装できるように落とし込んでいくケースが多いですが、もちろんこちらからも「こうした仕様にすればやりたいことができます」と積極的に提案しています。こうすることでどちらか片方からでは出なかったアイディアも生まれてきますし、より良いゲーム作りに繋がっていきます。

【自分たちでそろえられる環境】

日常業務の中で、例えばマッチングがうまくいっていないという問い合わせをいただいた際、私たちはログを確認して状況の分析を行います。しかしサーバー上のログのテキストファイルをひとつひとつ開いて、検索しなくてはならず、かなり手間がかかっていました。さらにサーバーが複数台あるため、ログも複数台分見に行かなくてはならないという業務状況でした。
そこで、あるゲームの開発時にログの閲覧システムを新規に自分達で作成することにしました。
具体的には、当時Web業界を中心に流行り始めていたログのリアルタイム分析を行うOSS(オープンソースソフトウェア)を導入し、WebのUIでサーバー上のログを横断検索できるシステムを構築しました。
結果として大幅に手間を削減することに成功し、短時間での検索作業が可能になりました。
このようにネットワーク開発職の場合、個人の裁量が割と大きくて、自分たちの使うものは自分たちでそろえていくということが可能です。もちろんコスト面、安全面なども含めて検討する必要はあります。ただ、ユーザーはあくまでも自分たちですので、自らの作業効率を高めるのに必要と考えたのであれば導入することが可能なのです。

【こんな人は是非ネットワーク開発職へ】

ソーシャルゲームなどとは違い、フロム・ソフトウェアは3年前後の時間をかけてハイエンドゲームをつくっているので、開発チームは技術の変化に柔軟に対応できるようにしています。
その中でも特にネットワーク開発職は、変化が激しいWeb業界やソーシャルゲーム業界から出てきた新しい流行りの技術を、自分の裁量で実際に取り入れて使うことができるので、新しい物好きな人、自分で学ぶことが好きな人にはとても楽しい職場だと思います。また、上下関係もあまりないので、いい意味で自由で、自分の裁量に任されているので、とても働きやすく活躍もしやすいと考えています。
ネットワーク関係に興味があり自分から新しいことをどんどん取り入れていきたいという方、ぜひお待ちしています。